2017年05月27日
うま味調味料の摂取はナトリウム摂取になる。


動画サイトなどでインドのストリートフードを観ていると、
ものすごい量の塩とバターを使う。
インドの飲み物「チャイ」では、小さなチャイカップに
ティースプーン数杯の砂糖を入れる。
どう考えても体に悪いのだが、確かに現代インドでは
肥満と糖尿病が問題になっているらしい。
知り合いが、会社の同僚のインド人に聞いたところ、
「血圧は150でも問題ない。日本人は気にしすぎ」
と言っているようである。
まぁ、そんな国もあるのだが、日本高血圧学会では、
収縮期血圧が140以上または拡張期血圧が90以上で
高血圧とされる。
また最近では1日の血圧変動に注目して「仮面高血圧」や
医師や看護師が測ると上がってしまう「白衣高血圧」
というものもある。
通常の高血圧と変わらずに要注意ととらえ良いと思う。

しかし、瞬発系の競技スポーツをしているアスリートになると、
若くても130の後半というのも珍しくない。
これは競技特性による心臓循環器の変化からくるもの。
さて話を戻すが、血圧を高くしてしまう因子としてよく言われるのが
ナトリウム
の過剰摂取である。
日本人は塩分の摂りすぎの為にナトリウム摂取量が過剰となり、
血圧をあげる要因となっていると言われてきた。
市販の食品に記載されている成分表を見ても、塩に換算
という数字が書いてあるが、これは国の方針で決められたことである。
さて、ここで問題。
「ナトリウムは塩以外には含まれていないモノであろうか?」
ということ。
答えはノー!
一番は…ってすでに記事のタイトルに入っているからバレてしまうが、
ナトリウムと名前がつくものは全て同じ。
うま味調味料が入っている食品もナトリウム摂取量増大の一因となり、
気を付けなければいけないのである。
それに加えて、加工食品におけるナトリウム量も問題になり、
特に練り物やソーセージなどもかなりの量が入っている。
塩や醤油、味噌などの調味料だけが悪者というわけではないことを
周知して頂けたらと思います。