2018年04月12日

ドキドキ動悸? ギュっと不整脈?それって首じゃないかな?

ドキドキ動悸? ギュっと不整脈?それって首じゃないかな?
 あまり耳にしない方もいるでしょうけど、意外と多い症状であります。

 まったくの無自覚タイプ、ギュッ!と心臓を締められるようなことを感じる自覚タイプと2通りになると思います。

 もしこのような症状がある場合、医師の診断を受けることは必須です。心電図や24時間心電図、やるなら超音波検査で問題がなければ、心配することは少ないかと思われます。

 心臓は自律神経に支配されています。自律神経とは、興奮する神経の交感神経とリラックスする神経の副交感神経の2つです。
 心臓においては、交感神経がアクセルの役割。副交感神経はブレーキの役割となると考えてください。
(ちなみに消化器官においては、副交感神経が優位になると働きが活発になりますので、心臓と逆ですね。)

 心臓の動きは心電図などで問題ないということは、肺や身体に向けてしっかりと血液を送り出せているという状況で、生活上には問題ないのだと予測できます。

 さて、その心臓のドキドキやキュッとするリズム不整ですが、医師の診察で問題がないと判断されたのなら、アクセルとブレーキのバランス問題かもしれません。

 どこからその問題が出てくるのだろうと思いますが、一般的にはストレスや疲れがその原因と言われます。
 そこで1つ、もう1つ疑うべきはではないかと考えています。

 首の筋肉が硬くなることで、色々な神経経路を圧迫します。
 首全体が硬くなることで交感神経や副交感神経の自律神経と関係する「上部頚椎」への影響が出ます。これによって自律神経は乱れるようになるのです。ちょっと前の中国の書籍では「植物神経の錯乱症状」とも表現(本によっては「交感神経錯乱」とも書いてあります)。ほとんどの筋肉は脊椎の後方にある「脊髄」から枝分かれした神経から指示が出されるのですが、耳の後ろから胸中央の上端へ伸びる「胸鎖乳突筋」、首から肩甲骨へ広がった後に背骨の真ん中へ伸びる「僧帽筋」は、副神経という脳神経から直接指示が送られます。
 身体のメカニズムは複雑ですが、多くの体の不調は「血液循環の不全」から問題が誘発されるのではないかと予測されます。

原因と治療法をで中国の文献を探ってみるときっちりと分類されており、大変納得のいく説明が書いてありました。

中国では頚椎総合症と呼ばれます。その分類は
1. 頚型
2. 神経根型
3. 脊髄型
4. 交感型(交感神経型)
5. 椎骨動脈型
6. 食管圧迫型(食道圧迫型)
と分けられます。

それぞれ色々な症状があるのですが、

私は体質的に脊柱管が細いのですが、度重なるスポーツと下向きの仕事の刺激で狭窄と圧迫が生じ、この2年は大変な思いをしました。
ドキドキやギュッ!の症状は経験済み。
首由来と思われる胃の症状もありました。


さて、当の鍼灸としては、
◯原因となる誘発問題を洗い出す。
◯首肩を緩める
◯頭を緩める
◯手足を緩める
という方向でいきます。

鍼灸やマッサージが慣れている方にはズドンといきます。
過敏な方には手足の筋膜の調整から入りますので、極力痛さを抑えられる方法でアプローチします。

当方の鍼でダメな時は、鍼灸学校の後輩でありますが中国では医師であり、中医学大学の解剖学の教員をされていた個人的にお世話になっている小田原の劉先生を紹介いたします。
劉先生針灸院はコチラ




日頃のコンディショニング・メンテナンス、スポーツ障害・男性泌尿器系・男女不妊・不定愁訴、原因のわからない痛みに

鍼灸漢功堂大社前施術所
コンディショニングセンター伊豆

電話 055-973-6626

LINEのお友達追加で予約状況、予約も可能です。
友だち追加




Posted by 伊豆人(いずんちゅ) at 23:30│Comments(0)身体の話めまい・ふらつきパニック障害
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ドキドキ動悸? ギュっと不整脈?それって首じゃないかな?
    コメント(0)